「N'sアロマオフィス」福岡

オーガニックコスメの裏側

オーガニックコスメというものが多くなって参りました。

キャッチフレーズで[オーガニックコスメ]と書いてある化粧品は安心なのでしょうか?

その言葉を信じて使い続けて良いのでしょうか?

その「オーガニックコスメ」と言われる理由と、そのカラクリ、裏側を見てみましょう。

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海外ではオーガニックコスメの認証はありますが、それぞれの団体で基準は異なり
世界統一基準はありません。

ドイツのBDIH、イギリスのSOIL ASSOCIATION、フランスのECOCERT、アメリカのUSDA、ヨーロッパ中心のNATRUEなどがあります。
各国、各認証機関で細かい規定はありますが、5%は何を入れても良いところや合成成分の一部はOKなど、統一基準はありませんので、消費者が学び比べその基準を目安として選ぶことになります。
多くのオーガニックコスメとして認証された製品で、使用している植物栽培において有機オーガニック認証を受けていればオーガニックコスメと名乗れます。

<農作物の有機認証の基準>

1.田圃で最低3年間農薬を使用していないこと。

2.有機肥料は化学薬品や貴金属を含まないものを使用のこと。

3.栽培で環境を破壊しないこと。

4.労働条件順守

5.環境・衛生管理の整備徹底

6.以上の管理プログラム制定とその実施

7.1~6に付帯する全ての事項に対する第三者認証機関による検査と認証および年次更新のことこのように、植物栽培に関してはその土地や環境、労働条件まで厳しく決められています。
しかし、オーガニック栽培された植物をせっかく使用しても、化粧品に使用するには、そのまま使用できないものが多数あります。

植物の 水溶性、脂溶性の成分を抽出することになります。

「原料」から「成分」を抽出し、それを組み合わせるのが原料会社であり化粧品会社です。

まず、その植物エキスの抽出溶剤に注目してみましょう。

●BG(ブチレングリコール)

石油由来でアセトアルデヒドから合成(多価アルコール)

保湿、防腐効果がある

化粧品の成分表にBGがある場合は、保湿・防腐としての働きのみならず、植物エキスの抽出溶剤(溶媒)として使われています。

●DPG(ジプロピレングリコール)

石油から合成されるPG(プロピレングリコール)製造時の副産物(多価アルコール)

保湿剤として使用

PGは旧指定成分なので、副産物のDPGが使用されています。

あとは、エタノールを抽出溶剤に使用する場合もありますが、エタノールが石油由来か?植物発酵由来か?

または植物は遺伝子組み換え作物ではないか?など気になるところは多いのですが、化粧品会社の「理念と姿勢」に頼るしかありません。

参考:[多価アルコールとは?]
構造内に水酸基(OH)を2個以上持つアルコールのこと。

このように、オーガニックコスメと名乗っていても、そのエキス抽出には合成成分が使用されているものも多数あります。

また、オーガニック認証された植物を使用しても、合成界面活性剤や合成防腐剤を使用したものもオーガニックコスメとして認証されています。

日本でも有機JASマークのような国が認めるオーガニックコスメ基準や認証はありません。
非常に曖昧です。

極端な話し、オーガニック栽培された植物のエキスが1%でも入っていれば「オーガニックコスメ」として謳うことが可能なのです。

オーガニックコスメというと、合成界面活性剤や防腐剤など合成のものは全く配合されていないような勘違いをしそうですが、そんなことは全くないのです。

1%でもオーガニック栽培植物が入っていれば、合成界面活性剤や防腐剤が入っていても「オーガニックコスメ」と謳えるおかしな世界なのです。
せっかくオーガニック栽培された植物でも、合成溶剤で抽出され、合成界面活性剤や合成防腐剤が入れば、その植物が元々持っていた特徴成分や有効成分は活かされることはありません。

植物は我が身を守るために抗酸化物質を多く持っています。
その力を利用することができるのが本来のオーガニックコスメです。

抗酸化物質とはお肌のシミやくすみなどの予防としてアプローチする成分です。

残念ながら、石油にはそのような効果はありません。

また、そのことがまわり廻って植物の栽培環境にも悪影響を与えてしまいます。
せっかく厳しく制定され、認証を受けたオーガニック有機植物であってもこのような結果です。

それでもオーガニックコスメと謳うところにスッキリしないものを感じます。

消費者が賢くなって、確かな商品選択をし、納得して使うことしかないですね。

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